IWCシャフハウゼンの中古価格・相場・全モデル一覧

IWCシャフハウゼンの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

IWCシャフハウゼンとは

IWCシャフハウゼン 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-07-28
掲載価格レンジ 246,000円〜1,980,000円
中央値 741,763円
在庫数 12本
出来高 2249件
前月比 1.6%
3ヶ月前比 2.3%

中央値推移

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掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

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ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    Jonesの出発点はスイスの時計職人技と近代工学を結ぶことにあった

    Florentine Ariosto Jonesは、米国の技術者であり時計師でもありました。彼がIWCの出発点に据えたのは、スイスに受け継がれた時計職人の技能へ、海外の近代的な工学技術を組み合わせることでした。伝統だけ、工業化だけのどちらか一方ではなく、二つを接続する構想です。

    この前提を置くと、後のIWCを単一の意匠ではなく、使う環境ごとに計器を組み立て直してきたブランドとして追えます。Pilot’s Watchesの視認性、Portugieserの甲板時計、Ingenieurの構造、Aquatimerの水中用途は同じ答えの反復ではありません。まず解くべき条件が違い、その条件に対する設計も分かれています。

    Pilot’s WatchesはBig Pilot・Mark・Chronographを含む家系で、同義語ではない

    Pilot’s Watchesは、1930年代に飛行士の航法を助ける目的で構想され、読み取りやすい操縦席の計器からデザインの着想を得たファミリーです。その歴史にはSpecial Pilot’s Watch、Big Pilot’s Watch、Mark 11という別々の名称が登場します。

    Pilot’s Watchesの階層を読むための区分
    区分共通することモデルごとに分けること
    ファミリーPilot’s Watches。操縦席での判読性という共通環境を持つ全作を同じモデル名・同じ仕様とはしない
    歴史上の名称Special Pilot’s Watch、Big Pilot’s Watch、Mark 11Mark 11の記述を現行Mark全作へ移さない
    個別モデルBig PilotやMarkは、ファミリー内で別に調べる対象Pilot’s Watch Chronographを含め、個別仕様は各モデルで異なる

    Special Pilot’s Watchは腕上の時計にとどまらず、飛行士の生存を支える道具でもありました。つまり「パイロット風の外観」より先に、操縦席で情報を確実に読むという仕事があり、その後に複数のモデル名と時代が枝分かれします。

    1936・1940・2002年の三節目がBig Pilotの前史と現代を分ける

    Big Pilotの歴史を一本の固定仕様として読むと、別々の出来事が重なってしまいます。年と名称、役割を分けて追うことが重要です。

    1. 1936年:最初のSpecial Pilot’s Watchが発売されました。これはBig Pilotそのものの発売年と置き換えません。
    2. 1940年:センターセコンドを備えたBig Pilot’s Watch 52 T. S. C.が開発されました。
    3. 2002年:Big Pilot’s Watchが、同社のBig Pilotの伝統を復活させる作品として登場しました。

    三つの時計はPilot’s Watchesの歴史を形づくりますが、1936年の起点、1940年の大型機、2002年の復活は別の節目です。各年代の仕様を混ぜて「昔から同じBig Pilotが続く」とは説明できません。現在の個別モデルも、この年代境界を残したうえで、そのモデル固有の仕様を読む必要があります。

    Portugieserは甲板時計、Portofinoは端正な丸形を腕時計へ移す

    Portugieserの出発点は計器です。 1939年、二人のポルトガル人輸入業者の依頼を受け、懐中時計用ムーブメントを使った大型で高精度の腕時計が製作されました。最初のPortugieserは1930年代後半の船舶用甲板時計を手本にした、計器性を備えたドレスウォッチです。端正に見えても、設計語彙の根には航海用計器があります。

    Portofinoの出発点は抑えた丸形です。 1984年、レピーヌ型ムーンフェイズ懐中時計を大きな丸形腕時計へ変換して生まれ、洗練された簡潔さと控えめな優雅さを調和させるドレスウォッチとして位置付けられました。単純な丸形ケース、薄い横顔、張り出したラグが造形の手掛かりです。

    両者を「丸いドレスウォッチ」で一括りにすると、Portugieserの甲板計器という起点と、Portofinoの簡潔な丸形という起点が消えます。選び分ける軸は華やかさの上下ではなく、計器の緊張感を残すか、形を静かに整えるかです。

    Ingenieurは1955年の自動巻きと1976年の再設計を分けて読む

    Ingenieurの二つの歴史的な節目
    この世代の要点適用できる範囲
    1955年自動巻きを備えたIngenieurを発売系列の初期に置かれる技術的な起点
    1976年Gérald Gentaが外観を変更し、内側のケースをゴム製緩衝材の上へ載せたこの世代に固有の外装・構造

    同じIngenieur名の中でも、1955年の要点は自動巻き、1976年の要点はGentaによる外観変更と緩衝された内側ケースです。後者を系列全作へ遡及すれば、世代固有の設計が普遍仕様へ変わってしまいます。

    Ingenieurを理解するときは、名称だけで連続性を決めず、「どの年の、どの構造についての出来事か」を先に分けます。そうすれば初期の技術的起点と後年の外装・耐衝撃的な構成を、互いに消さずに比較できます。

    Aquatimerの1967年とDa Vinciの1969年は、水中と水晶の別転換になる

    Aquatimerは何を広げた時計ですか。
    1967年のAquatimerは、20気圧まで耐え、プロフェッショナルな水中使用へ向けたダイバーズウォッチでした。ここでの20気圧は1967年作の性能であり、現行すべての個別リファレンスへ自動的に割り当てる数値ではありません。
    Da Vinciは同じ方向の技術ですか。
    同じではありません。1969年のDa Vinciは、Beta 21クォーツムーブメントを搭載したIWC初の腕時計です。Aquatimerが使用環境を水中へ広げたのに対し、Da Vinciは時を刻む方式の転換を示します。
    Da Vinciは現在の五つの主力ファミリーに含まれますか。
    現在案内されている五つの主要ファミリーには含まれません。1969年の技術史では確認でき、IWCには過去作の時計情報と技術仕様をたどる「過去コレクション(Past Collections)」もあります。ただし、この二点だけでDa Vinciの現行・過去や販売・生産状態までは確定できません。ここでは現行主力とは断定せず、現行か過去かの確定を保留します。

    現行五ファミリーは使用環境で選び、Past Collectionsは別の入口に置く

    現在、IWCの主要な入口となるのは、Pilot’s Watches、Portugieser、Portofino、Ingenieur、Aquatimerの五ファミリーです。名称を暗記するより、解きたい条件から入口を決めると構造が見えます。

    • 操縦席での判読性を知るならPilot’s Watches
    • 船舶用甲板時計の計器性を知るならPortugieser
    • 控えめな丸形ドレスを知るならPortofino
    • 工学的な世代差を知るならIngenieur
    • 水中という使用条件を知るならAquatimer

    これとは別に、過去コレクション(Past Collections)では旧作の時計情報と技術仕様をたどれます。内容は現在も更新・拡張が続いているため、現行五ファミリーは現在の入口、過去コレクションは履歴をたどる入口として使い分けます。更新中である以上、すべての生産終了作を収めた完全な一覧とも断定できません。

    参照資料:IWC公式|ブランドの歴史IWC公式|Pilot’s Watches