カルティエの中古価格・相場・全モデル一覧

カルティエの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

カルティエとは

カルティエ 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-08-21
掲載価格レンジ 60,500円〜21,400,000円
中央値 1,076,689円
在庫数 3650本
出来高 135608件
前月比 0.7%
3ヶ月前比 2.7%

中央値推移

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価格推移グラフを読み込んでいます。

掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

※データは毎日更新されます。最終更新日:

ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    1847年は時計専業の創業年ではなく、メゾン全体の起点になる

    カルティエの時計史を読む前に、1847年が何の起点かを明確にします。公式のメゾン史は1847年を起点として示す。

    この年を時計部門だけの創業年へ置き換えるのではなく、ジュエリーや時計を含むメゾン全体の歩みが始まる年として捉えます。カルティエは異なる文化から着想を得ることをメゾン全体の姿勢として説明する。

    そのため、代表的な時計も機構の一覧だけでなく、ケースやブレスレットの線、曲面、動きが、身につけたときの形へどう表れるかを見ると理解しやすくなります。

    Santosは飛行家との接点、Tankは戦車の直線を腕時計へ移した

    Santosの歴史は、強い「世界初」という表現から入らず、現在の公式情報で確かめられる二点に絞ります。

    1. 人物との接点

      現行公式ページはSantosと飛行家アルベルト・サントス=デュモンの関係を示す。

      ここで確かめられるのは人物と系列の接点です。この接点と後述する1912年の所蔵品だけでは、「世界初」かどうかは判断できません。

    2. 個別の所蔵品

      公式所蔵品には1912年のパリ作Santos-Dumont腕時計があり、非常に初期のSantosの一つと説明される。

      1912年はこの所蔵品の制作年です。コレクション全体の発売年として使わず、実在する初期作例を理解するための年として読みます。

    人物との関係と所蔵品の年を分けることで、Santosの意味を確かな範囲で説明できます。

    Tank―戦車の線を二本の縦枠へ置き換える

    Tankは長方形の時計という分類だけでなく、着想源をケースの線へどう置き換えたかを見ると輪郭が明確になります。

    二本の縦枠はケースの上下をつなぎ、文字盤を挟む直線として正面の構成を決めます。そこへカボションが加わることで、幾何学的なケースとリューズまわりの装飾が対照を作ります。戦車の姿を写実的に表すのではなく、線の構成へ抽象化した時計として読むのが要点です。

    Panthèreはブレスレット、Ballon de Cartierは二重の曲面が主役になる

    Panthère de Cartierでは、ケース形状だけを先に比べると系列名の意味を見失います。Panthère de Cartierはブレスレットから名前を得た時計で、しなやかな構造が豹の動きと結び付けられる。

    読む順序は次の三段階です。

    1. しなやかな動きを見る

      ブレスレットのしなやかな構造が手首へ沿う様子を見ます。

    2. 動いたときの表情を見る

      豹の名は文字盤上の図柄ではなく、しなやかなブレスレットの動きと結び付いています。

    3. 時計と装身具を分けない

      時刻表示の部分とブレスレットを一体のシルエットとして捉えると、Panthèreの特徴が分かります。

    文字盤の機能からではなく、腕上でどのように動き、手首へ沿うかから選ぶ系列です。

    Ballon de Cartier―円に厚みを与える二重の曲面

    Ballon de Cartierは、単に丸い時計ではありません。正面の円、側面の厚み、リューズまわりの弓形を重ねて見る必要があります。

    Ballon de Cartierの丸さを作る三つの要素
    見る場所形の役割
    ケース全体

    Ballon de Cartierは円を再構成し、二重に膨らむ曲面で立体感を与える時計として説明される。

    リューズまわり

    青いカボションを守る弓形の構造もBallon de Cartierの形を読む手掛かりになる。

    手首との接点

    公式ページは曲線が着け手に沿うことを装着感と結び付ける。

    円を平面の輪郭だけで終わらせず、表裏方向にも膨らみを持たせることで、曲面が作る立体感が生まれます。弓形はカボションを外装の中へ包み込み、曲面は手首への沿い方にも関わります。

    所蔵品の年とコレクション発売年は同じ年表に混ぜない

    アーカイブに記された年は、具体的な時計を確かめる重要な手掛かりです。一方で、その数字をコレクション全体の発売年へ広げると、別の事実に変わってしまいます。

    Santos-Dumontの1912年作とTankの1920年作は、どちらも初期の実物を示しますが、年の役割はあくまで所蔵品の制作時点です。「その年に系列全体が発売された」と置き換えないことで、アーカイブと製品史の境界を守れます。

    直線・曲面・しなやかさのどれを身につけたいかで系列を絞る

    代表系列は、知名度や誕生順ではなく、手首の上でどの形を求めるかから比較できます。Santosの飛行家との接点、Tankの直線、Panthèreのしなやかさ、Ballon de Cartierの曲面は、用途と身につけ方を形から比べる手掛かりになる。

    形と身につけ方から見る四つの入口
    系列中心となる形選ぶときの問い
    Santos飛行家との接点を持つ腕時計の構成用途と初期作例の関係を知りたいか
    Tank二本の縦枠が作る直線建築的で端正な輪郭を重視するか
    Panthère動きに沿うブレスレット時計と装身具を一体で身につけたいか
    Ballon de Cartier二重に膨らむ曲面立体的な丸さと腕への沿い方を求めるか

    カルティエの時計は、一つの共通ケースで統一されているのではありません。直線、曲面、ブレスレットの動きがそれぞれ異なる装着体験を作ります。個別の仕様へ進む前に、この形の違いを選択軸にすると、自分が詳しく見るべき系列を絞りやすくなります。

    参照したカルティエ公式資料