レッセンス Type 3の中古価格・在庫・型番一覧
Type 3の主要型番の在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。
Type 3とは
レッセンスのType 3をのぞくと、表示が風防のすぐ裏に浮いているように見えます。理由は、回転する表示部をオイルで満たし、機械本体は下の空気室へ分けた二層構造。オイルとガラスは光の曲がり方が近く、表示と風防の距離が消えたように映ります。同じ構造が表示を風防近くへ見せ、斜めからの読み取りも鮮明にします。
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オイルが入るのは上部チャンバーから
2026年7月12日時点の公式ナビゲーションでTYPE 3は独立した項目です。TYPE 3の日本語公式ページは、上部チャンバーをオイルで満たし、文字盤を鮮明に見せる構成を説明しています。
重要なのは「時計全体がオイルの中」と短くまとめないことです。オイル側にあるのは上部の表示機構で、下部の機械式ベースは別室にあります。
上面から、クリスタル・オイル・境界・空気の順にたどる
オイル充填技術の日本語公式解説は、ROCSを収めるオイル入り上部と、ベースキャリバーを収める空気入り下部を、密閉された二室として分けています。
- 上面クリスタル:外から表示を見る最上面。
- オイル入り上部:回転表示を担うROCSを収める密閉室。
- 二室の境界:オイル側と空気側を分ける。
- 空気入り下部:自動巻ベースキャリバーを収める密閉室。
この断面で見れば、表示のためのオイルと、時を刻む機械式ベースの環境を取り違えません。
屈折の差が小さくなり、表示が上面へ近づいて見える
オイルとガラスは光の屈折に対する反応が近いため、内部の奥行き感が一時的に薄れます。その結果、回転表示が上面クリスタルへ投影されたように見えます。
これは表示機構が物理的にクリスタル面へ移動するという意味ではありません。上部チャンバーのオイルを通る光が作る見え方です。断面の「どこにあるか」と、光学的に「どこに見えるか」を分けると、TYPE 3の特徴が明確になります。
同じオイルは上部ROCSを継続的に潤滑する
オイルの役割は見え方だけではありません。上部に密閉されたROCSの部品はオイル中で継続的に潤滑され、部品間の摩擦を低く保ちます。ただし、この説明を下部の自動巻ベースキャリバーまで広げることはできません。潤滑される対象も、上部チャンバーのROCSとして読む必要があります。
215部品と3.57mlはROCS 3の記載範囲で読む
ROCS技術ページは、ROCS 3を自動巻2824/2ベースの分軸で駆動する215部品の機構とし、3.57mlのオイル中に収めると記載しています。
| 位置 | 媒体 | 収めるもの |
|---|---|---|
| 上部 | オイル | ROCS 3の表示機構 |
| 下部 | 空気 | 自動巻ベースキャリバー |
3.57mlと215部品は同技術ページにあるROCS 3の説明です。すべての時期や個体へ無条件に固定せず、確認する個体の公式仕様と照合するのが適切です。
ROCS 3は六つの情報を回転表示へまとめる
ROCS 3の表示機能は、360秒ランナー、分、時、曜日、日付、油温です。通常の秒表示と決めつけず、公式記載どおり360秒ランナーとして扱います。また、油温表示は上部のオイル環境を読み取る機能であり、下部機械がオイル中にあることを示すものではありません。
- 360秒ランナー
- 分
- 時
- 曜日
- 日付
- 油温
TYPE 3は上から下へ読むと、光学と機械の境界が見える
上面クリスタルの下にオイル入りROCSがあり、境界を挟んで空気入りの機械式ベースがある。オイルとガラスの屈折特性が近いことで、表示は上面へ浮くように見え、同じオイルが上部ROCSを潤滑します。この断面を保つことが、TYPE 3を「全体を油に浸した時計」と誤解せずに読む最短経路です。