レッセンス Type 1の中古価格・在庫・型番一覧
Type 1の主要型番の在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。
Type 1とは
レッセンスのType 1は、針だけが回る普通の時計とは、時刻の見せ方がまるで違います。文字盤全体と小さな円盤が動き、それぞれの線で時・分・秒・曜日を表示。初めは不思議に映りますが、読むのは線が指す角度です。奇抜に見える一方、読み方は従来の時計と同じく角度に沿います。
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固定針を探す前に、回転ディスクという設計から入る
Ressence公式の「Beyond Hands」は、固定文字盤上の通常の針を回転ディスクへ置き換えることを設計の出発点にしています。針が消えたというより、時刻を示す線が動く面の上へ移された、と捉えるのが入口です。
2026年7月12日時点の公式ナビゲーションでは、TYPE 1° RoundとTYPE 1 Squaredが別項目に分かれています。以下では共通する読み方を先に押さえ、形状や機械の記載は各モデルへ戻って確認します。
主ディスクと偏心サブディスクは「位置」より「線の角度」を追う
ROCSの公式解説によると、湾曲した主ディスクと偏心サブディスクは一枚の動く表示面を構成します。サブディスクは自転しながら、主ディスクとともに文字盤上を公転します。そのため、ある表示が文字盤のどこにいるかだけを目印にすると、動きに惑わされやすくなります。
- まず、時・分・秒・曜日に対応するグラフィカルな線を見分ける。
- 次に、それぞれの線が外周のどの角度を指しているかを見る。
- 最後に、表示面が回った後も同じ角度の読み方を繰り返す。
固定された時針を基準にするのではなく、主ディスクと偏心サブディスクにある複数の線を同じ角度の地図へ重ねるのが要点です。表示面の回転と、時刻を示す線の向きを分けて考えると読み筋が安定します。
TYPE 1° Roundは時・分・秒・曜日を四つの軌道として読む
TYPE 1° Roundの日本語公式ページは、ROCSが時、分、秒、曜日を回転ディスクで示し、それぞれが互いの周囲を回ると説明しています。四つの表示を一つの固定面へ戻そうとせず、各線の向きを個別に読むことが、Roundの実用的な読み方です。
- 回っているもの
- 主ディスクと、その上で自転・公転する偏心サブディスク。
- 読むもの
- それぞれの表示線が示す角度。
- 分けておくもの
- 表示原理と、個別ページに記載された部品数やベース機械。
巻上げと時刻合わせは裏蓋全体で行う
TYPE 1では、一般的な3時位置のリューズの代わりに裏蓋全体が操作部です。No Crownの公式解説では、裏蓋を時計回りに回すと巻き上げ、両方向へ回すと時刻を合わせる構成が示されています。
ここでも役割を分けると明快です。正面は線の角度を読む面、背面は巻上げと時刻合わせを行う面です。正面の回転表示を、そのまま操作方向の説明へ結びつけないことが混乱を防ぎます。
Squaredは形を変えても、線と裏蓋という読み筋を保つ
TYPE 1 Squaredの日本語公式ページは、物理的な針をグラフィカルな線へ置き換え、主ディスクと補助ディスクを連続回転させると説明しています。巻上げと調整は裏蓋で行います。
したがって、RoundとSquaredを横断する共通項は「動くディスク上の線を読む」「背面で操作する」という原則です。一方、外装の形や個別の機械記載まで同じだとは扱いません。
212、107、2824/2、2892は同じ欄へ足し合わせない
数字は、どのページが何を数え、どの対象を説明しているかまで含めて読む必要があります。
| 記載箇所 | 対象 | 記載内容 |
|---|---|---|
| TYPE 1° Roundページ | 時計一個体 | 212部品 |
| ROCS技術ページ | ROCS 1の一般説明 | 自動巻2824/2ベースの分軸、107部品、秒・分・時・曜日 |
| TYPE 1 Squaredページ | SquaredのROCS 1 | 自動巻2892ベースの分軸、主・サブディスクを含む107部品 |
Roundの212部品は時計全体、107部品はROCS 1側の記載で、分母が異なります。また、ROCS技術ページの2824/2とSquaredページの2892は、説明対象が同一ではありません。どちらか一方をTYPE 1全体の共通仕様に広げず、確認するモデルの公式ページに戻るのが安全です。
読み方の結論は「線、背面、モデル別仕様」の三点
TYPE 1を見る順序は単純です。第一に、主ディスクと偏心サブディスクの線が示す角度を追う。第二に、巻上げと時刻合わせは裏蓋で行う。第三に、RoundとSquaredの部品数やベース機械は、それぞれの記載範囲を保ったまま読む。この順なら、動く表示面の魅力と仕様差の両方を、無理に一つへまとめず理解できます。