HYT H0の中古価格・在庫・型番一覧
H0の主要型番の在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。
H0とは
装飾を抑えた簡潔な正面で、液体が時間に合わせて少しずつ移ります。HYTのH0は2017年、この動きを時刻表示の中心に置くモデルとして登場しました。液体の移動そのものが時刻を担い、時計の正面は一定の姿にとどまらず、時間の経過とともに変わります。
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H0固有の特徴は、流体表示へ視線を絞るミニマルな外観
H0は2017年、流体表示の芸術的で劇的な見え方へ注意を集中させるモデルとして登場しました。情報を多く見せるのではなく、外周の曲線、二液の境界、終端からの復帰という三段階へ目を導くのが設計の中心です。
- 曲線を見る:ケースに沿って走るガラスの毛細管を追う。
- 境界を読む:着色液と透明液が接する位置から現在時刻を捉える。
- 復帰を見る:着色液が終端へ達した後、起点へ戻る動きを観察する。
この順序が、共通の流体機構をH0らしい視覚体験へ変えています。
着色液は過去、透明液は未来、メニスカスは現在を示す
| 見える状態 | 表す時間 | 見る位置 |
|---|---|---|
| 着色された部分 | すでに経過した時間 | 色が通過した範囲 |
| 透明な部分 | これから訪れる時間 | 色がまだ到達していない範囲 |
| 二液の境界 | 現在 | メニスカスの位置 |
H0では色の長さだけでなく、着色液と透明液が接する境界を読みます。過去と未来の間に現在が見える、という構成が流体表示の要点です。
0.8mmのガラス毛細管は、専用機械で時計の曲線へ成形する
流体が通るガラス管の厚さは0.8mmです。HYTは、この管を時計の曲線へ成形できる供給元を得られなかったため、毛細管を曲げる専用機械を自社で開発しました。H0のミニマルな外観で目立つ一本の線は、細い管を狙った曲線へ加工する製造工程によって成立しています。
着色液は一日二度、約60秒で起点へ戻る
着色液が12時間の終端へ達すると、初期位置へ戻るリワインドが始まります。動作は一日に二度起こり、所要時間は約60秒です。その間も時計の計時は止まりません。表示液の後退と、機械式時計としての計時継続を分けて見ることが重要です。
H1.0との違いは、3D透明感とケース側面の数字
H0とH1.0は表記違いではなく、同じ2017年に別項目として示されたモデルです。H1.0は正面の3D透明感と、ケース側面の深い溝へ埋め込まれた切り抜き数字を特徴とします。H0はミニマルな外観から流体の曲線と境界へ視線を集中させるモデルとして区別できます。