グランドセイコー スプリングドライブの中古価格・在庫・型番一覧

スプリングドライブの主要型番の在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

スプリングドライブとは

スプリングドライブ 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-08-21
掲載価格レンジ 379,800円〜5,387,000円
中央値 944,351円
在庫数 25本
出来高 420件
前月比 -2.4%
3ヶ月前比 6.9%

中央値推移

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価格推移グラフを読み込んでいます。

掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

※データは毎日更新されます。最終更新日:

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詳細解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    ぜんまいが動力を生み、水晶振動子とICが精度を制御する

    Spring Driveの動力源はぜんまいです。輪列を動かす機械的な力を生みながら、精度の基準には水晶振動子とICを用います。

    この二つを結ぶのがTri-Synchro Regulatorです。機械式の動力と電子式の基準信号を別々の役割に割り当て、時計の回転速度を整えます。

    32,768Hzの基準信号と電磁ブレーキで毎秒8回転へ整える

    1. 水晶振動子が32,768Hzの基準信号を出す。
    2. ICがグライドホイールの回転と基準信号を比較する。
    3. 回転が速すぎると電磁ブレーキをかける。
    4. グライドホイールを毎秒8回転へ整える。

    速度は歯車を段階的に止めて作るのではなく、基準信号と回転を継続して比べながら制御されます。

    精密な制動が輪列を通じて滑らかな秒針を生む

    グライドホイールへの精密な制動は、輪列を通じて針の動きへ戻ります。その結果として、精度と、秒針が文字盤上を滑るように進むグライドモーションが生まれます。

    滑らかな秒針は表面上の演出ではありません。内部で回転速度を連続的に制御していることが、目に見える形で現れたものです。

    機械・電気・電磁の三つのエネルギーが一つの制御を作る

    機械エネルギー
    ぜんまいが輪列とグライドホイールを動かす。
    電気エネルギー
    発電し、水晶振動子とICが基準を作る。
    電磁エネルギー
    電磁ブレーキが回転速度を整える。

    Tri-Synchro Regulatorという名称は、この三種類を調和させることに由来します。三つは独立した機能ではなく、一周する制御の中でつながっています。

    1999年の技術初登場と2004年のGrand Seiko 9R導入を分ける

    Spring Driveの二つの節目
    節目
    1999年最初のSpring Drive時計が発表された。
    2004年自動巻と72時間作動を実現したGrand Seiko専用キャリバー9Rが登場。

    1999年は最初のSpring Drive時計の発表、2004年はGrand Seiko 9Rの開始です。二つの年を同じ出来事として扱わないことが重要です。

    キャリバー9R65は自動巻・72時間・Magic Leverへ進化した

    キャリバー9R65では、それ以前の48時間作動の手巻構成から、自動巻と72時間作動へ進みました。巻き上げには、1959年に開発されたMagic Leverを改良して用いています。

    動力の持続時間を延ばすだけでなく、腕の動きをぜんまいの巻き上げへ効率よく伝えることが、3日間作動を支える要素です。

    キャリバー9RA2は部品配置を変えて薄さと120時間を両立する

    精度
    月差±10秒
    作動時間
    約120時間
    巻上機構
    Offset Magic Lever
    香箱
    大きさの異なる二つの香箱

    レバーの配置変更によってムーブメント厚を0.8mm減らし、大きさの異なる香箱の配置で容量と省スペースを両立します。薄型化と5日間作動は、同じ空間の再配分から生まれます。

    キャリバー9RB2は年差±20秒という精度軸を示す

    キャリバー9RB2は、年差±20秒の精度を実現したと説明されています。これは、9R65の自動巻・72時間や、9RA2の薄型化・120時間とは異なる進化の方向です。

    Spring Driveの世代差は、作動時間だけでは比較できません。9RB2を見ると、長期間での精度も独立した更新軸であることが分かります。

    9R65・9RA2・9RB2を巻上げ・薄さ・持続時間・精度で比べる

    代表的な9Rキャリバーの更新軸
    キャリバー主な特徴更新の方向
    9R65自動巻、72時間巻上げと3日間作動
    9RA2Offset Magic Lever、異径香箱、120時間、月差±10秒薄型化と5日間作動
    9RB2年差±20秒長期間の精度

    三つを一つの数字で順位付けするのではなく、巻上げ、薄型化、持続時間、精度のどこが更新されたかを分けて比較します。

    Spring Driveとキャリバー9Rは信州で一貫製造される

    Shinshu Watch Studioは、Grand SeikoのSpring Driveとクオーツ時計を一貫製造する拠点です。キャリバー9Rも同じ信州で作られています。

    Spring Driveの仕組みは、制御理論だけで完結するものではありません。開発史と製造場所が信州に結び付き、ムーブメントから完成時計までのものづくりとして実現されています。