ゼニスの中古価格・相場・全モデル一覧

ゼニスの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

ゼニスとは

ゼニス 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-08-21
掲載価格レンジ 57,980円〜2,682,450円
中央値 579,392円
在庫数 147本
出来高 3659件
前月比 5.0%
3ヶ月前比 7.8%

中央値推移

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価格推移グラフを読み込んでいます。

掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

※データは毎日更新されます。最終更新日:

ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    1865年の製造起点と1969年のEl Primero発表は、別の歴史節目になる

    ゼニスの歴史では、会社と製造の起点、代表的な機械の発表年を同じ出来事にしないことが第一歩です。

    1865年

    Zenithは1865年にスイスのル・ロックルで創業し、時計製作の工程を垂直統合したマニュファクチュールとなった。

    1969年

    El Primeroは1969年に発表された、自動巻き・高振動クロノグラフのキャリバーである。

    二つの起点

    1865年はル・ロックルでの創業と製造統合、1969年はEl Primeroキャリバーの発表であり、同じ起点ではない。

    1865年はマニュファクチュールの始まり、1969年はエル・プリメロの節目として分けると、後のコレクション名も整理しやすくなります。

    1969年には高振動クロノグラフと堅牢な時計造形が並行して始まった

    1969年には、クロノグラフ機構と堅牢な時計造形という異なる流れが同時に動き始めました。

    1. A384

      A384は1969年にEl Primeroを搭載した最初期の時計の一つで、同キャリバーに合わせた新しいケース設計を採った。

    2. DEFY

      DEFYコレクションはEl Primeroキャリバーと同じ1969年に登場した。

    3. 初期DEFYの役割

      初期DEFYは角張った造形と堅牢性によって、当時広がる電子時計に対する機械式時計の提案となった。

    4. 同年に始まった二つの系譜

      1969年にはEl Primero搭載時計とDEFYコレクションがそれぞれ登場したが、前者はクロノグラフ機構、後者は堅牢な時計造形の系譜であり、同じ製品名ではない。

    年が同じでも、A384とエル・プリメロの関係、DEFYのコレクション史は別の軸です。名称を一つへ重ねないことが要点です。

    El Primeroを機械、CHRONOMASTERを時計系列として分けると1/10秒表示が読める

    エル・プリメロとクロノマスターを同義語として使うと、搭載機械と時計の系列が混ざります。名称を階層ごとに置き直します。

    • 機械と時計の階層

      El Primeroは1969年に発表されたキャリバーで、CHRONOMASTERやPILOTは時計コレクションである。搭載機械と時計分類は別の階層にある。

    • クロノマスターの分岐

      Chronomaster OriginalとChronomaster SportはEl Primeroを核にしながら、A386の再解釈と現代の1/10秒クロノグラフという異なる入口を持つ。

    • 複合名を読む注意

      「El Primero Chronomaster」という表記だけでは、Chronomaster OriginalとChronomaster Sportのどちらを指すか定まらない。完全な系列名と搭載キャリバーを分けて読む必要がある。

    完全な系列名と搭載キャリバーを別々に見ることが、クロノマスター オリジナルとスポーツを正しく見分ける近道です。

    A386の造形と、現代の1/10秒計測を重ねる

    クロノマスター オリジナルは、外観の原型と現在の計測機能を異なる年代から重ねた時計として読みます。

    A386との造形的なつながりを残しながら、現代のエル・プリメロで1/10秒を扱う点が、単純な復刻ではない理由です。

    中央針が10秒で一周し、ベゼルで経過時間を読む

    クロノマスター スポーツでは、「1/10秒」がどの針で、どこを目盛りとして読まれるかを具体的に追います。

    クロノマスター スポーツの1/10秒を読む
    計測する単位

    Chronomaster Sportはクロノグラフで1/10秒単位の経過時間を計測するコレクションである。

    中央針とベゼル

    CHRONOMASTER SportのEl Primero 3600では、中央のクロノグラフ秒針が10秒で文字盤を一周し、ベゼル上で1/10秒を読む。

    中央のクロノグラフ秒針とベゼルは、経過時間を読むために組み合わされます。この用途が後のスカイライン比較の基準になります。

    DEFY Skylineは1969年の親系列を建築的外装と5Hz表示で再解釈した

    DEFYとDEFY Skylineは横並びの無関係な名称ではなく、1969年からの造形を現在へ読み替える親子関係で捉えます。

    親と子の関係

    DEFYは1969年から続く親コレクション、DEFY Skylineはその造形を建築的な外装と表示へ読み替える系列として分ける。

    親コレクションの堅牢で角張った性格を、Skylineが建築的な外装と表示へ展開する流れが見えてきます。

    角張ったケース、十二角形ベゼル、四芒星の文字盤

    DEFY Skylineは外装だけでなく、ケースサイズによって搭載機械と表示が変わる点まで見て初めて輪郭が整います。

    DEFY Skylineは1969年の初期DEFYを着想源に、角張ったスチールケース、十二角形ベゼル、四芒星の文字盤模様を組み合わせる。

    41mmのDEFY Skyline Ice BlueはEl Primero 3620を搭載し、5Hzの脱進機から直接駆動する1/10秒表示を備える。

    36mmのDEFY Skyline Ice BlueはElite 670を搭載し、41mm版と同じ1/10秒表示を共通仕様にはしていない。

    41mmと36mmのDEFY Skyline Ice Blueは搭載機械が異なり、41mmの1/10秒表示をSkyline全作の共通仕様にはしない。

    角形ケース、十二角形ベゼル、星の模様は系列を読む手掛かりです。一方、41mmの1/10秒表示を36mmへそのまま広げることはできません。

    経過時間を測る中央針と、5Hz脱進機直結の表示を分ける

    クロノマスター スポーツと41mmのDEFY Skylineは、ともに1/10秒を掲げますが、示す対象と動き方が違います。

    同じ単位を示す二つの異なる表示
    二つの1/10秒

    Chronomaster Sportの1/10秒はクロノグラフの経過時間を中央針とベゼルで読む一方、41mmのDEFY Skylineは5Hzの脱進機から直接駆動する1/10秒表示を備え、同じ用途の表示ではない。

    一方はクロノグラフの経過時間、もう一方は脱進機から直接駆動する表示です。「1/10秒」という語だけで同じ機能と判断しません。

    PILOTは名称の商標史を受け継ぎつつ、大型日付とフライバックを再設計した

    ゼニスのPILOTは長い名称史を持ちますが、現在の時計を過去作の外観そのままの復刻とは位置付けていません。

    1. 名称の商標史

      Zenithは1888年にフランス語の「Pilote」、1904年に英語の「Pilot」を商標として出願し、その後に飛行士向け時計と計器を製造した。

    2. 現行設計

      現行Pilotは一から再設計され、過去の外観の復刻ではなく、耐久性・視認性・直感的な操作を現代の文脈へ移している。

    名称の連続性と、現代の耐久性・視認性・操作性を目指した再設計を二つの層として理解します。

    大型日付と、一操作で戻して再始動するフライバック

    PILOT Big Date Flybackは、親コレクションの設計方針に大型日付とフライバックを加えた系列です。個別記念作の仕様から見ます。

    一操作で戻して再始動する機能は明快ですが、エル・プリメロ 3652を含む説明は記念作の範囲にとどめます。

    四つの象徴的コレクションと2020年刷新のEliteが現行体系を形づくる

    現在のゼニスを見渡すときは、公式に象徴的とされる四系列と、2020年に刷新されたEliteを同じ時点の一覧へ混ぜません。

    • 現在を象徴する四系列

      現在のZenithを象徴する時計コレクションはCHRONOMASTER、DEFY、PILOT、GFJである。

    • 2020年に刷新されたElite

      2020年に刷新されたEliteは、20世紀中葉の時計造形を現代化した男女兼用のコレクションで、Elite ClassicとMoonphaseを展開した。

    • 時点の違い

      現在を象徴するのはCHRONOMASTER、DEFY、PILOT、GFJの四系列である。Elite ClassicとMoonphaseの刷新は2020年で、現行四系列とは時点が異なる。

    現行の入口を探す情報と、特定年に刷新されたコレクションの説明は役割が異なります。年代を添えて読むと位置付けが明瞭です。

    機械・親コレクション・子系列・個別作の四層でZenithを整理する

    最後に、ゼニスの名称を機械、親コレクション、子系列、個別作という順でたどります。

    名称はどの順で読めばよいか

    Zenithは、El Primeroという機械、CHRONOMASTERというクロノグラフの系譜、DEFYという外装の系譜、PILOTという操作性の系譜を分けると、名称の重なりを誤解せずに読める。

    エル・プリメロ、クロノマスター、DEFY、PILOTを同じ階層へ置かず、何を動かす名称か、どの外装や用途を示す名称かで選び分けられます。

    参照したゼニス公式資料