ロジェ・デュブイの中古価格・相場・全モデル一覧

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ブランド解説

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目次

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    1995年の創業からリシュモン加入まで、社名と所有関係は段階的に変わった

    ブランド名と会社の歩みを理解するには、創業者の名を冠したこと、当時の組織名、後の社名変更、所有関係の変化を順番に分けます。

    1. 共同創設

      1995年、57歳だったロジェ・デュブイは、カルロス・ディアスとともに自身の名を冠したメゾンを創設した。

    2. 創業時の組織名

      1995年当時の組織名はSOGEM(Société Genevoise de Montres)で、時計とカタログには「Roger Dubuis Horloger Genevois」と表記していた。

    3. 正式な社名変更

      会社は1999年に「Manufacture Roger Dubuis SA」へ正式に改称された。

    4. グループ加入

      ロジェ・デュブイは2008年にリシュモン・グループへ加わった。

    5. 読み分けの結論

      1995年の共同創設とSOGEM名義、1999年の社名変更、2008年のリシュモン加入は別々の出来事であり、創業以来ずっと同じ社名・所有関係だったとは捉えない。

    ロジェ・デュブイという名の時計が始まった時点と、現在へ続く会社名・所有関係が整った時点は同じではありません。年ごとの役割を保つと、創業史を過度に単純化せずに読めます。

    1996年のHommageとSympathieが創業期の二つの造形を示す

    ExcaliburとVelvetへ進む前に、創業初期の形を見ます。ここでは発表年とケースの輪郭に焦点を絞ります。

    初期作を含めて見ることで、後年のExcaliburとVelvetだけをブランドの造形史全体とする見方を避けられます。

    2001年着工・2002年開設のマニュファクチュールが一貫製造を支える

    マニュファクチュールについては、建設と開設の時期、施設内で担う仕事、認証との境界を別々に確認します。

    ジュネーブの一貫製造拠点は2001年に建設され、2002年に開設された。

    建設は2001年3月に始まり、2002年4月に正式開設を迎えた。

    マニュファクチュールでは、職人が時計の構想、設計、装飾、組み立てまでを一貫して担う。

    自社で調速機構を製造できることは、マニュファクチュールの総合的な技術力の一つである。

    マニュファクチュールは2001年3月に着工し、2002年4月に正式開設された。2001年の建設と2002年の開設は、連続する別段階である。

    設計、装飾、組み立て、調速機構の製造を一貫して行う能力は製造体制の説明であり、それ自体がジュネーブ・シールの定義になるわけではない。

    一貫製造は「どこまで作るか」を示す言葉です。認証が定める要件とは役割が異なるため、製造能力の説明と認証制度の説明を混ぜないことが重要です。

    88項目の自社検査とジュネーブ・シールは別の品質枠組みになる

    「88」と「12」という数字は、同じ検査表の項目数ではありません。自社検査とジュネーブ・シールを、主体・対象・地域要件から照合します。

    メゾン独自の検査

    各時計は製造工程でメゾン独自の88項目の検査を受ける。

    認証側の基準

    ジュネーブ・シールに関わる12の基準は、メゾン独自の88項目の検査とは別に扱われる。

    制度の起点

    ジュネーブ・シールは、地域の時計製造技術を守る公的保証として1886年に設けられた。

    認証対象

    ジュネーブ・シールは当初ムーブメントの特定部品を対象としていたが、現在は外観と性能を含む厳格な基準を満たす時計全体に授与される。

    原産地要件

    原産地要件では、機械式ムーブメントの組み立て、ケーシング、調整をジュネーブ州内で行う。

    数字の区別

    88はメゾン独自の検査項目、12はジュネーブ・シールに関わる基準として記されており、88項目すべてを同認証の基準と解釈しない。

    制度の位置付け

    ジュネーブ・シールは、ジュネーブでの製造要件と外観・性能基準を持つ1886年創設の認証制度であり、ロジェ・デュブイ独自の賞やブランド順位ではない。

    この区別を保てば、検査項目の多さを認証の定義やブランドの順位へ置き換えず、制度が何を確認するものかを具体的に理解できます。

    2005年のExcaliburを親に置き、Spiderなどの位置関係を整理する

    Excaliburは名前だけでなく、ケースの外周から内部のスケルトン表現までを一続きの造形として見ると特徴をつかみやすくなります。

    Excaliburの造形を外側から内側へ読む
    誕生年

    Excaliburコレクションは2005年に誕生した。

    同年のスケルトン設計

    メゾン初のスケルトン設計とExcaliburの発表は、いずれも2005年の出来事である。

    ケース外周

    Excaliburは、丸形ケース、フルーテッドベゼル、洗練されたリューズガードを伴う三つ爪型ラグを造形の特徴とする。

    内部の表現

    Excaliburは、メゾンのスケルトン表現と象徴的な星形意匠を導入した。

    適用範囲

    2005年の誕生、丸形ケース、フルーテッドベゼル、三つ爪型ラグ、スケルトン表現、星形意匠はExcaliburの造形史として読み、全ロジェ・デュブイに共通する仕様へ広げない。

    これらはExcaliburを識別する手掛かりです。ブランドの別コレクションへ同じ形を一律に当てはめず、系列固有の造形として扱います。

    Excalibur SpiderとKnights of the Round Tableを別コレクションとして理解する

    名前にExcaliburを含むかどうかだけでは、現在の分類は判断できません。二つの系列は、それぞれの起点と表現領域から見分けます。

    1. Excalibur Spider

      Excalibur Spiderは、スケルトン化したケースを備える新解釈として2015年に発表された。

    2. Knights of the Round Table

      Knights of the Round Tableは2013年に始まり、各作品でアーサー王伝説をメティエ・ダールとして表現する。

    3. 二系列の位置付け

      Excalibur SpiderとKnights of the Round Tableは、現行一覧でExcaliburとは別に掲げられ、それぞれ2015年のスポーティーなスケルトンケース、2013年のメティエ・ダールという独自の起点を持つ。単なるExcaliburの仕様違いとは捉えない。

    Spiderはスケルトンケース、Knights of the Round Tableはメティエ・ダールという別の入口を持ちます。現行一覧での独立した扱いも含め、単なる仕様違いには縮めません。

    Velvetは2012年、女性向けコレクションに独自の造形を与えた

    Velvetは、2012年の発表当時に示された造形と、その後の全作品に共通する条件を分けて読む必要があります。

    ローマ数字や宝石は2012年当時の特徴です。名称だけを根拠に、全時代・全作品へ同じ仕様を広げないようにします。

    現行コレクションはケース造形・機構・装飾の重心から選ぶ

    現在のロジェ・デュブイを見渡すときは、代表的な二名称だけで全体を閉じず、独立して掲げられる四つの入口を確認します。

    • 現在の四つの入口

      ロジェ・デュブイの現行コレクション一覧では、Excalibur、Excalibur Spider、Knights of the Round Table、Velvetがそれぞれ独立した見出しで掲載されている。

    • Excaliburを見る視点

      現行ラインアップで、Excaliburはロジェ・デュブイを象徴するコレクションに位置付けられている。

    • Velvetを見る視点

      現行ラインアップで、Velvetは女性らしさと現代的な美意識を表す時計群に位置付けられている。

    • 二系列だけで閉じない

      ExcaliburとVelvetはブランドを知る主要な入口だが、現行構成にはExcalibur SpiderとKnights of the Round Tableも独立したコレクションとして存在する。

    歴史、製造、認証を理解した後は、外装と表現の違いから四系列へ進むと、ブランド全体の特徴と各コレクション固有の特徴を混同しにくくなります。

    参照したロジェ・デュブイ公式資料