クレドールの中古価格・相場・全モデル一覧

クレドールの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

クレドールとは

クレドール 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-08-03
掲載価格レンジ 55,000円〜1,329,800円
中央値 411,400円
在庫数 22本
出来高 814件
前月比 -4.4%
3ヶ月前比 1.9%

中央値推移

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価格推移グラフを読み込んでいます。

掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

※データは毎日更新されます。最終更新日:

ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    クレドールは1974年の貴金属時計群から始まり、「黄金の頂き」は名称の意味を示す

    Credorという名称は、フランス語の「Crête d’Or(黄金の頂き)」に由来します。ただし、この語源を客観的な品質順位や他ブランドへの優越の証明として使うことはできません。公式史で確認できるのは、Credorが1974年に貴金属製時計を扱うSeikoの高級ブランドとして始まったという分類上の起点です。

    1980年には、未来への無限の可能性を表すクレストマーク(紋章)が採用されました。名称の語源、1974年にまとめた製品群、1980年の象徴を分けて読むと、「黄金」という言葉だけに還元せず、ブランドがどのように輪郭を作ったかを追えます。

    2008年の三つの公式記述は、完全な同義語と断定せず併記して読む

    Eichiの系譜は、似た呼称を一つへ束ねる前に、それぞれの記録が何を述べているかを分ける必要があります。

    1. 2004年:NODEが、月をモチーフにしたデザインシリーズとして始まりました。
    2. 2008年・Node Eichi:Caliber 7R08とTorque Return Systemを備えるモデルとして発表されました。
    3. 2008年・最初のCredor Eichi:この記録が直接示すのは、最初のCredor Eichiが2008年に作られたことです。
    4. 2008年・Eichi I:その名で広く知られる時計に、Caliber 7R08のTorque Return Systemが記録されています。
    5. 2014年・Eichi II:2008年の初代Eichiから、スタイルとデザインを自然に発展させたものと説明されています。

    三つの2008年記録に共通するのは年です。Caliber 7R08とTorque Return Systemの一致を確認できるのはNode EichiとEichi Iの二記録であり、「最初のCredor Eichi」の記録が示すのは年に限られます。したがって、三呼称が完全な同義語であるとは断定できません。

    Spring Driveの技術史とEichi IIの静かな文字盤設計は分けて捉える

    ブランド年表の時点
    Credor公式年表は、Spring Driveムーブメントの発売を1999年として記録しています。1998年へ前倒ししません。
    個別商品で確認できる構成
    Eichi II GBLT999の公式仕様は、手巻きSpring Drive Caliber 7R14を搭載すると記しています。

    1999年はブランド史上の発売記録、Caliber 7R14はGBLT999という個別商品で確認できる仕様です。後者をEichi IIの全作品へ広げると、商品単位の根拠をコレクション全体の仕様へ変えてしまうため、ここでは明確に分けます。

    十二の時字は手で描き、パワーリザーブは裏へ移して静けさを残す

    Eichi IIは2014年、「perfection of simplicity」を設計概念とするシリーズとして始まりました。その簡素さは、何もしないことではなく、何を手で作り、何を表側から退けるかという選択で成立しています。

    Micro Artist Studioの時計師チームは、部品設計から文字盤の手描きまでを担当します。Eichi IIでは磁器文字盤そのものを手作業で製作・仕上げし、12個のインデックスとCredorロゴを職人が描きます。個別商品GBLT999でも、白い磁器文字盤の12個の時字とロゴを同スタジオの時計師が手描きすることが確認できます。

    一方、パワーリザーブ表示は文字盤ではなく裏面へ置かれます。表側に残るのは時・分・秒です。手仕事を増やす工程と、表示を減らす配置を同時に見ると、Eichi IIの静けさは装飾不足ではなく、制作と編集の両方から設計されたものだと分かります。

    LocomotiveはGentaの原画を戻しつつ、2024年に装飾スクリューを機能部品へ変えた

    Gérald GentaとSeikoの関係は1970年代に遡り、Credor LocomotiveはGentaの代表的な作品の一つに数えられます。初代は1979年に発表され、Credor 50周年の2024年に再生されました。しかし、2024年版は1979年と同一仕様の再生産ではありません。Gentaの原画を基に各部を再検討し、現代の時計製造技術で表現し直しています。

    1979年と2024年で、防水を成立させる構造を比べる
    時点ベゼル上のスクリュー10気圧防水を成立させる構造
    1979年の初代装飾スクリューねじ込み式裏蓋
    2024年の新作機能スクリュースクリューを構造へ組み込み、同じ10気圧防水を実現

    原画へ戻ることと、構造を昔のままにすることは別です。比較すべきなのは外観の再現度だけでなく、同じ防水値へ異なる部品の役割で到達している点です。

    六角形はリューズと駒へ進み、十四種のリンクを三つの仕上げでつなぐ

    Locomotiveの六角形は、ケースだけを見て終わる意匠ではありません。外装を三つの範囲に分けると、反復と連続が見えます。

    ケース周辺
    六角形はケース、ベゼル、リューズ、ベゼルスクリューへ繰り返されます。
    ブレスレットの流れ
    テーパーと六角形の中駒を持ち、ケースからクラスプまで仕上げが連続します。
    駒と仕上げ
    10種の主駒と4種の接続駒、合計14種を使い、縦・横のヘアラインと鏡面という三つの仕上げを組み合わせます。

    つまり、Locomotiveの造形単位は単独の六角ケースではなく、形、駒、表面処理をクラスプまでつないだ外装システムです。

    塩尻と雫石の工房名は、Spring Driveと機械式の対象範囲に限って使う

    Micro Artist Studioは、高度な技能の継承を目的として2000年にSeiko Epsonの塩尻施設内へ設立されました。公式が示す担当範囲は、Masterpiece CollectionのSpring Driveモデルです。ムーブメントと外装の組立、磁器文字盤の製作、調整、最終検査、出荷までを担います。

    これに対し、Credorの機械式モデルはShizukuishi Watch Studioで製造すると公式工房説明にあります。したがって、Micro Artist StudioをCredor全作品の唯一の工房とみなすことも、塩尻と雫石の担当を一つへ混ぜることもできません。工房名は、公式が示す駆動方式とコレクションの範囲を伴って読む必要があります。

    Eichi II・Goldfeather・Locomotive・Kuonは年代と造形の対比で読む

    複数の美意識を持つことは、Eichi IIとLocomotiveだけに始まったわけではありません。公式年表は1985年のLineacurva、1986年のOrdinaire、1987年のEntrataを、それぞれ異なる発想を持つデザインシリーズの開始として記録しています。Credor公式も、職人の創作を華やかさと静けさという対照を併せ持つ日本的美意識として説明します。

    Eichi IIとLocomotiveで、職人性の現れ方を比べる
    作品行う操作美が現れる場所
    Eichi II12の時字とロゴを手で描き、パワーリザーブ表示を裏へ退ける静かな表側と、制作工程の密度
    Locomotive六角形を反復し、14種の駒と三仕上げをつなぐケースからクラスプまで続く外装

    一方は情報を表から減らし、もう一方は形と仕上げを外へ増幅します。この反対の操作が、Credorの職人美を一つの和風装飾へ固定できない理由です。

    Eichi II・Goldfeather・Locomotiveと、2023年のKuonは記録の文脈が異なる

    Credorの公式年表は、2023年にGoldfeatherとKuonを新しいコレクションとして記録しています。一方、2026年7月11日に公開されていた報道向け資料は、ブランド史上の代表作としてEichi II、Goldfeather、Locomotiveを並べていました。

    「2023年の新コレクション」と「歴史上の代表作」は、同じ分類ではありません。名称が確認できることと、同じ時点の全コレクションを定めることを分けると、歴史上のシリーズと現行分類を混同せずに読めます。

    参照資料:クレドール公式|ブランド概要クレドール公式|Locomotive