H.モーザー エンデバーの中古価格・在庫・型番一覧

エンデバーの主要型番の在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

エンデバーとは

H.モーザー エンデバーの販売中の時計

Timeseekでの購入体験

5.0 / 5(2件)
購入者の声を見る

Timeseekの検証済み仕様をもとに、用途に合う候補を相談できます。

詳細解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

    続きを読む

    Endeavourは古典的な丸形を「less is more」で再解釈する

    Endeavourの出発点は、クラシックな丸形時計をそのまま再現することではなく、現代的に読み替えることです。曲線を強く感じさせる彫刻的なケースと、要素を絞った純度の高い文字盤を結び、「less is more」を形にしています。

    このコレクションを見るときは、装飾の多さより、何を残したかに注目すると特徴が明確になります。丸い輪郭、ケースの曲線、文字盤の余白が一つの造形として連続することが、Endeavourを読み始める基準です。

    EndeavourはH. Moser & Cie.の独立したコレクション

    Endeavourはブランド全体の別名でも、一つのRefだけを示す商品名でもありません。H. Moser & Cie.では、Streamliner、Pioneer、Heritageと並ぶコレクション分類の一つです。

    したがって、Endeavourという語だけから単一の機能や仕様を決めることはできません。まずコレクション名として捉え、その内側にある文字盤表現、機能名、個別商品を順に分けます。

    Concept文字盤は2015年にロゴとインデックスを外して始まった

    Conceptの起点は2015年です。純粋なミニマリズムを掲げ、文字盤からインデックスとロゴを外したモデルとして始まりました。

    1. 2015年:インデックスとロゴを省く最初のConceptモデルが登場。
    2. その後:純粋なフュメ文字盤が恒常的なコレクションへ加わる。

    Conceptは一時的な装飾名ではなく、文字盤から情報を引く考え方として展開されたことが分かります。

    Conceptは三針にもトゥールビヨンにも使われる

    Concept文字盤が示すのは、装飾、インデックス、ロゴを省いた表現です。特定の機能一つに限定された名称ではありません。

    2020年の公式例で見るConcept文字盤の機能範囲
    文字盤表現組み合わされた機能
    Conceptフュメ文字盤Endeavour Centre Secondsの三針
    Conceptフュメ文字盤トゥールビヨン

    同じConceptの考え方が三針とトゥールビヨンの双方へ使われたため、文字盤表現と時計機能は別の軸として読む必要があります。

    Endeavourは三針から複雑機構まで幅がある

    Endeavourは三針だけの一機種ではありません。公式コレクションで確認できる系統には、次のような幅があります。

    • センターセコンド
    • スモールセコンド
    • 永久カレンダー
    • トゥールビヨン
    • ミニッツリピーター
    • フライバッククロノグラフ

    機能の異なる時計が同じEndeavourに含まれるため、コレクション共通の造形と、各機能の仕様を切り分けることが大切です。

    Conceptは文字盤表現、Centre SecondsやTourbillonは機能名

    名称を二つの層へ分けると、Endeavourの構成を誤解しにくくなります。

    Concept
    ロゴやインデックスを省く文字盤表現。
    Centre Seconds/Tourbillon
    時計が備える機能を示す名称。

    2020年の公式例でも、Concept文字盤は三針とトゥールビヨンの双方に用いられました。Conceptという語だけを見て機能まで決めず、後ろに続く機能名を別に確認します。

    Purple Enamelはフュメをグラン・フーで再解釈する

    Ref.1201-1200のPurple Haze文字盤は、ホワイトゴールドの土台に細かく砕いたエナメルを重ねたグラン・フーです。H. Moser & Cie.を特徴づけるフュメ表現を、エナメル技法によって再解釈しています。

    Purple Hazeでも主題はフュメです。その色調と、ホワイトゴールドの土台へエナメルを積層する技法を組み合わせ、フュメの見え方をグラン・フーで読み直した個別例です。

    Ref.1201-1200は40mm・HMC 201・72時間作動

    Purple Enamelの造形と、Ref.1201-1200固有の機械仕様は分けて確認します。

    Endeavour Ref.1201-1200の公式仕様
    ケーススチール、直径40mm
    防水性3気圧
    ムーブメントHMC 201、自動巻き
    調速機構ダブルヘアスプリング
    機能センターセコンド
    パワーリザーブ72時間

    これらはRef.1201-1200の仕様であり、Endeavour全作へ共通する数値ではありません。

    HMC 201のダブルヘアスプリングは内製と選別で支える

    Ref.1201-1200のHMC 201はダブルヘアスプリングを備えます。その背景には、姉妹会社Precision Engineering AGによる独自ヘアスプリングの内製があります。

    ダブルヘアスプリングは二本を用意するだけではなく、時計師が適切な対を選び合わせます。個別Refのムーブメント仕様と、ヘアスプリングを作り、対にする製造工程をつなげて見ると、HMC 201の記載を部品名だけで終わらせず理解できます。

    参照した公式資料