H.モーザー エンデバーの中古価格・在庫・型番一覧
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エンデバーとは
H.モーザーのエンデバーは、ふくよかな丸形ケースと余白のある文字盤で、古典的な時計を現代風に簡略化したコレクションです。Conceptモデルではロゴも時刻目盛りも外し、中心から色が深まるフュメ文字盤だけを残しました。三針のほか、うるう年まで補正する永久カレンダー、機構が回転するトゥールビヨンも存在。表示を削る一方で、内部の機械は単純なものに限らないところがエンデバーらしさです。
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Endeavourは古典的な丸形を「less is more」で再解釈する
Endeavourの出発点は、クラシックな丸形時計をそのまま再現することではなく、現代的に読み替えることです。曲線を強く感じさせる彫刻的なケースと、要素を絞った純度の高い文字盤を結び、「less is more」を形にしています。
このコレクションを見るときは、装飾の多さより、何を残したかに注目すると特徴が明確になります。丸い輪郭、ケースの曲線、文字盤の余白が一つの造形として連続することが、Endeavourを読み始める基準です。
EndeavourはH. Moser & Cie.の独立したコレクション
Endeavourはブランド全体の別名でも、一つのRefだけを示す商品名でもありません。H. Moser & Cie.では、Streamliner、Pioneer、Heritageと並ぶコレクション分類の一つです。
したがって、Endeavourという語だけから単一の機能や仕様を決めることはできません。まずコレクション名として捉え、その内側にある文字盤表現、機能名、個別商品を順に分けます。
Concept文字盤は2015年にロゴとインデックスを外して始まった
Conceptの起点は2015年です。純粋なミニマリズムを掲げ、文字盤からインデックスとロゴを外したモデルとして始まりました。
- 2015年:インデックスとロゴを省く最初のConceptモデルが登場。
- その後:純粋なフュメ文字盤が恒常的なコレクションへ加わる。
Conceptは一時的な装飾名ではなく、文字盤から情報を引く考え方として展開されたことが分かります。
Conceptは三針にもトゥールビヨンにも使われる
Concept文字盤が示すのは、装飾、インデックス、ロゴを省いた表現です。特定の機能一つに限定された名称ではありません。
| 文字盤表現 | 組み合わされた機能 |
|---|---|
| Conceptフュメ文字盤 | Endeavour Centre Secondsの三針 |
| Conceptフュメ文字盤 | トゥールビヨン |
同じConceptの考え方が三針とトゥールビヨンの双方へ使われたため、文字盤表現と時計機能は別の軸として読む必要があります。
Endeavourは三針から複雑機構まで幅がある
Endeavourは三針だけの一機種ではありません。公式コレクションで確認できる系統には、次のような幅があります。
- センターセコンド
- スモールセコンド
- 永久カレンダー
- トゥールビヨン
- ミニッツリピーター
- フライバッククロノグラフ
機能の異なる時計が同じEndeavourに含まれるため、コレクション共通の造形と、各機能の仕様を切り分けることが大切です。
Conceptは文字盤表現、Centre SecondsやTourbillonは機能名
名称を二つの層へ分けると、Endeavourの構成を誤解しにくくなります。
- Concept
- ロゴやインデックスを省く文字盤表現。
- Centre Seconds/Tourbillon
- 時計が備える機能を示す名称。
2020年の公式例でも、Concept文字盤は三針とトゥールビヨンの双方に用いられました。Conceptという語だけを見て機能まで決めず、後ろに続く機能名を別に確認します。
Purple Enamelはフュメをグラン・フーで再解釈する
Ref.1201-1200のPurple Haze文字盤は、ホワイトゴールドの土台に細かく砕いたエナメルを重ねたグラン・フーです。H. Moser & Cie.を特徴づけるフュメ表現を、エナメル技法によって再解釈しています。
Purple Hazeでも主題はフュメです。その色調と、ホワイトゴールドの土台へエナメルを積層する技法を組み合わせ、フュメの見え方をグラン・フーで読み直した個別例です。
Ref.1201-1200は40mm・HMC 201・72時間作動
Purple Enamelの造形と、Ref.1201-1200固有の機械仕様は分けて確認します。
| ケース | スチール、直径40mm |
|---|---|
| 防水性 | 3気圧 |
| ムーブメント | HMC 201、自動巻き |
| 調速機構 | ダブルヘアスプリング |
| 機能 | センターセコンド |
| パワーリザーブ | 72時間 |
これらはRef.1201-1200の仕様であり、Endeavour全作へ共通する数値ではありません。
HMC 201のダブルヘアスプリングは内製と選別で支える
Ref.1201-1200のHMC 201はダブルヘアスプリングを備えます。その背景には、姉妹会社Precision Engineering AGによる独自ヘアスプリングの内製があります。
ダブルヘアスプリングは二本を用意するだけではなく、時計師が適切な対を選び合わせます。個別Refのムーブメント仕様と、ヘアスプリングを作り、対にする製造工程をつなげて見ると、HMC 201の記載を部品名だけで終わらせず理解できます。