モーリス・ラクロアの中古価格・相場・全モデル一覧

モーリス・ラクロアの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

モーリス・ラクロアとは

モーリス・ラクロアの市場の掲載状況

掲載価格・掲載本数の要約

データ対象日
掲載価格レンジ55,880円〜525,800円
近似中央値158,000円
掲載本数(重複を含む)122本
在庫ありの掲載数(重複を含む)44件
  • 保存されている観測値を最大90日分表示します。データのない日は補っていません。
  • 価格は、公開中の型番ページに対応する掲載価格から集計した近似中央値です。在庫の有無にかかわらず集計し、同じ出品の重複は除いていません。日によって集計できた型番と掲載内容が異なります。
  • 帯は、同じ掲載価格の最小値から最大値までを示します。

モーリス・ラクロアの販売中の時計

Timeseekでの購入体験

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ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    他社向け製造の経験が、モーリス・ラクロア名義の時計づくりへ移った

    モーリス・ラクロアの歴史を読むとき、1975年だけを自社名の時計が完成した年として扱うと、出発点の意味が狭くなります。先に他社向け製造の経験があり、その知見を自社名の時計づくりへ移したことが、このブランドの最初の転換です。

    • Maurice Lacroixは1975年に最初の時計を製造し、厳格な品質基準と価格以上の価値を掲げて歩み始めた。
    • 他社ブランド向けの時計製造で経験を積んだ後、自社名を冠する時計へ軸足を移した。
    • DKSHは2008年にアジアでの独占販売権を得た後、2011年にMaurice Lacroixの株式の過半数を取得した。
    • Maurice Lacroixの出発点は1975年という年だけではない。他社向け製造で培った知見を、自社名の時計づくりへ移した転換に特徴がある。

    1975年の最初の時計、他社向けから自社名への移行、2011年の資本関係は、時計づくりと経営の異なる節目です。三つを順に分けると、ブランドが製造経験をどのように自らの表現へ変えたのかが見えます。

    AIKONはCalypsoの着想を継ぎ、2016年にクオーツで始まった

    AIKONとCalypsoの関係は、同じ仕様を保った復刻ではなく、過去の着想を別のコレクションへ組み直した関係です。AIKONの起点を確認するには、1990年代のCalypso、2016年のクオーツ、発売後に広がった選択肢という順序で見る必要があります。

    着想源
    1990年代に成功したCalypsoは、2016年に登場したAIKONの着想源となった。
    AIKONの起点
    AIKONは2016年、クオーツムーブメントを搭載する時計として最初に発売された。
    展開の広がり
    AIKONは発売後、色、機能、サイズ、素材の選択肢を広げてきた。
    復刻との違い
    AIKONはCalypsoの着想を受け継ぐが、同じ仕様の復刻ではない。2016年にクオーツで始まり、その後に色、機能、サイズ、素材を広げた別のコレクションである。

    継承されたのはCalypsoが示した外装の着想であり、仕様そのものではありません。AIKONは2016年にクオーツから始まり、色、機能、サイズ、素材を増やしました。年代と変化の内容を分けることが、両者を正確に比べる近道です。

    四つのシリーズ区分と個別作だけの仕様は、同じ階層に置かない

    AIKONにはコレクション全体の区分と、個別作だけに属する仕様があります。六つの爪を思わせるベゼルや20気圧防水をAIKONすべての特徴にすると、AUTOMATIC DATE 39MMの情報を系列全体へ広げることになります。

    AIKONのコレクション区分と個別作の仕様
    全体の四区分AIKONは現在、AUTOMATIC、MANUAL、MANUFACTURE、QUARTZの四区分で展開される。
    個別作の造形AIKON AUTOMATIC DATE 39MMは、Calypsoの着想を都会的で力強い造形と明暗の対比へ置き換えた一本である。
    個別作の仕様AIKON AUTOMATIC DATE 39MMは、六つの爪を思わせるベゼル、ねじ込み式リューズ、20気圧防水を備える。
    適用範囲AIKON全体は四区分に分かれる一方、六つの爪を思わせるベゼルと20気圧防水はAIKON AUTOMATIC DATE 39MM固有の仕様である。

    まずAUTOMATIC、MANUAL、MANUFACTURE、QUARTZという四区分を把握し、その後で個別作の外装と防水条件を確認します。AIKON AUTOMATIC DATE 39MMはCalypsoの着想を都会的な対比へ変えた一本ですが、その仕様は一本の範囲に戻して読むのが適切です。

    Skeleton・Retrograde・Square Wheel・Embraceは表示表現から選ぶ

    MASTERPIECEは、共通の一機構でまとめるより、作品名が示す時間の見せ方から入ると理解しやすいコレクションです。SKELETON、TRIPLE RETROGRADE、SQUARE WHEEL、EMBRACEは、それぞれ異なる表示表現への入口になります。

    1. MASTERPIECEには、SKELETON、TRIPLE RETROGRADE、SQUARE WHEEL、EMBRACEという表現の異なる作品群がある。
    2. Maurice Lacroixは、時間の新しい見せ方、複雑機構、前衛的な造形、先端素材を創作の柱に据える。

    モーリス・ラクロアは、時間の新しい見せ方、複雑機構、前衛的な造形、先端素材を創作の柱にしています。MASTERPIECEでは名称を手掛かりに、骨格、逆行表示、角形ホイール、抱き合う表示のどこへ関心が向くかを考えると、選ぶ軸が明確になります。

    ソーラー・クロノグラフ・ダイバーは使用目的ごとに枝分かれする

    PONTOSという名称だけでは、駆動方式も用途も一つに決まりません。PONTOS側のソーラー式とソーラークロノグラフ、PONTOS S側のダイバーとクロノグラフを分けると、同じ名称の周辺に複数の選択肢があることが分かります。

    • PONTOSには、PONTOS S SOLARとPONTOS S SOLAR CHRONOGRAPHがある。
    • PONTOS Sには、PONTOS S DIVERとPONTOS S CHRONOGRAPHがある。
    • PONTOSにはソーラー式とソーラークロノグラフ、PONTOS Sにはダイバーとクロノグラフがあり、シリーズ全体を一つの用途や駆動方式にはまとめられない。

    確認できる名称から言えるのは、ソーラー、クロノグラフ、ダイバーという分岐があることです。PONTOSとPONTOS Sを完全な親子階層と断定したり、全体へ共通の駆動方式や用途を与えたりせず、対象となる作品名まで絞って読みます。

    2006年の初搭載作と現在の一部採用を分け、製造範囲を広げすぎない

    自社製キャリバーについては、ブランドの製造能力と全作品への搭載を同じ意味にしないことが重要です。2006年の初搭載作、Saignelégierの工房、現在の採用先を別々に確認すると、実際の範囲が見えてきます。

    Le Chronographeは2006年の初搭載作で、現在は一部のAIKONとMASTERPIECEに自社製ムーブメントが使われます。工房で時計製造を担う体制はブランドの能力を示しますが、そこから全作が自社製キャリバーだという結論には広げません。

    外装・表示機構・用途の三つの重心で候補を絞る

    モーリス・ラクロアの各コレクションは、同じ基準で横並びにするより、何を見たいかで入口を変えると整理できます。AIKONは外装の対比、MASTERPIECEは表示と複雑機構、PONTOSは用途という三つの重心です。

    現行ラインの範囲
    Maurice Lacroixの現行ラインには、MASTERPIECE、AIKONIC、AIKON AUTOMATIC/QUARTZ、1975 AUTOMATIC/QUARTZ、PONTOS、FIABAが並ぶ。
    三つの入口
    AIKONはCalypso由来の外装と都会的な対比、MASTERPIECEは表示や複雑機構、PONTOSはソーラー・ダイバー・クロノグラフという用途の違いが選択の起点になる。

    結論として、過去の表現を現代の外装へ変えた過程を見たいならAIKON、時間表示の創作を見たいならMASTERPIECE、ソーラー・ダイバー・クロノグラフの用途から考えたいならPONTOSが入口です。現行ラインにはほかの名称もあるため、この三系列だけを全体系とはしません。

    参照したモーリス・ラクロア公式資料