ロンジンの中古価格・相場・全モデル一覧

ロンジンの主要モデルの在庫・参考価格・相場感をまとめて確認できます。

ロンジンとは

ロンジン 相場・価格推移

参考価格・在庫サマリー

更新日 2026-08-21
掲載価格レンジ 51,980円〜2,550,900円
中央値 319,125円
在庫数 1213本
出来高 17256件
前月比 -2.6%
3ヶ月前比 -0.8%

中央値推移

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価格推移グラフを読み込んでいます。

掲載価格レンジ(最安値〜最高値) 中央値 在庫数(本)

※データは毎日更新されます。最終更新日:

ブランド解説

価格差が出やすいポイントを先に確認し、本文で詳細を比較検討できます。

目次

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    1832年の分業から1867年の工場へ、生産の担い手が変わった

    ロンジンの歴史を「1832年から同じ近代工場が続く」と一行でまとめると、生産方式の大きな転換が消えます。二つの年では、時計を作る場所も工程のまとめ方も異なります。

    1. 1832年:Auguste AgassizがSaint-Imierで時計師の事業を創設しました。家内分業を束ねる仕上げ・販売拠点では、農民が自宅で時計を作り、Agassizが組み立てを仕上げて販売しました。
    2. 1867年:Ernest Francillonが、全製造工程を一つの屋根の下へ集める最初の工場を開きました。建物が立つ土地の名を時計へ与え、Longinesブランドが生まれました。

    1832年のSaint-Imierでの創設から歴史は連続しますが、生産形態まで不変だったわけではありません。1832年は自宅生産と仕上げ・販売をつなぐ分業、1867年は工程を集約した工場とLongines名の成立として分けて読みます。

    Conquestを親系列に戻すとHydroConquestの位置が明確になる

    Conquestはいつからある名称ですか。
    1954年に登録された、ロンジン最初のコレクション名です。年号はConquestという名称の起点として扱います。
    HydroConquestはConquestと無関係な並列ファミリーですか。
    現在のConquest体系には、Conquest、Conquest Classic、Conquest Chronograph、HydroConquest、HydroConquest GMTが同じ系統に並びます。この構造ではConquestが親側、HydroConquestは水の用途へ分かれた名称付きの枝です。

    親子関係を残すと、ConquestとHydroConquestを「似た名前の別起源」と誤解せずに済みます。同じ系統にあるから全作の機能が同じとも限りません。親は体系上の位置、枝は用途や仕様の方向を示すものとして分けます。

    HydroConquestは現行性能、Legend Diverは歴史と内転ベゼルから読む

    HydroConquestの現行コレクションは、モダンなデザイン、スイス時計製造の専門性、高性能な機能を組み合わせ、モデルによって自動巻きまたはクォーツを用います。最大30 bar(300 m)の防水、逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズ、ねじ込み式ケースバックも特徴です。

    Legend Diverは読み方の起点が異なります。1958年の最初のダイバーズウォッチに続き、1959年には水中探検専用の時計がSuper-Compressorケース、内転ベゼル、二つのねじ込み式リューズで開発され、象徴的なデザインが生まれました。現行作では、ケース内の回転ベゼルが誤操作と衝撃から設定を守ります。

    同じダイバーの範囲でも、HydroConquestは現行の性能・操作部から、Legend Diverは1959年の誕生と現行コレクションの保護機構を分けて読みます。HydroConquestの30 barを全個体へ無条件に広げず、Legend Diverの現行仕様も1959年作と全現行リファレンスの共通数値へ置き換えません。

    Spiritを親に置くとZulu Time・Chronograph・Flyback・Pilotの枝が見える

    Longines Spiritの親子構造
    階層名称役割
    親側Spirit航空を軸にしたコレクションの入口
    名称付きの枝Spirit Zulu Time、Spirit Chronograph、Spirit Flyback、Spirit Pilot、Spirit Pilot Flyback機能や表現ごとに分かれる

    Spirit Zulu TimeはSpiritに含まれる名称付きの枝であり、Spiritとは無関係な独立ブランドファミリーではありません。この位置関係を保つと、「SpiritかZulu Timeか」という完全な二者択一ではなく、まずSpiritの体系を選び、その中で二時間帯表示という目的へ進む順序になります。

    一方、同じ体系に並ぶ名称を、すべてのSpiritへ共通する機能の列挙とも読みません。Chronograph、Flyback、Pilotは別々の枝名であり、個別仕様は枝ごと、モデルごとに異なります。

    1925年の二時間帯表示と現行Zulu Timeの操作系は重ねない

    Spirit Zulu Timeの系譜は、1925年にロンジンが初の二時間帯腕時計を製造した出来事と、航空で使われる「Zulu」の時刻表記へ結び付けられています。ここで1925年が示すのは、二つの時間帯を腕上で扱う歴史的な起点です。

    現行のZulu Timeは、セラミック製インサートを備えた両方向回転ベゼル、シリコン製ヒゲゼンマイを備えた専用キャリバー、COSCクロノメーター認定を特徴とします。これらは現在のZulu Timeを読む要素であり、1925年の腕時計へ遡及する仕様ではありません。

    歴史と現行をつなぐのは二時間帯を扱う目的であって、部品と認定の同一性ではありません。起点を知るときは1925年、現在の操作感や機械を知るときは現行作、と時間の層を分けます。

    Legend DiverとFlagship Heritageは1950年代を異なる方法で再編集する

    歴史的起点と現行作を分ける
    コレクション歴史的起点現行で読める要素
    Legend Diver1958年の最初のダイバーズウォッチに続く1959年、水中探検用時計をSuper-Compressorケース、内転ベゼル、二つのねじ込み式リューズで開発し、象徴的デザインが誕生二つのリューズと内転ベゼル。ベゼル設定を誤操作と衝撃から守り、複数のサイズ、素材、色を展開
    Flagship Heritage1957年、Flagshipを発売。裏蓋のキャラベル・メダリオンが象徴L899キャリバーとムーンフェイズを備えるモデルがある

    Legend Diverは、1959年の水中用デザインを、内転ベゼルという現在も読める視覚・操作上の手掛かりへ移しています。Flagship Heritageは、1957年のキャラベルという象徴を参照します。現行のFlagship Heritageには、L899キャリバーとムーンフェイズを備えるモデルがあります。

    ただし復刻やHeritageという名称は、原型と現行作の仕様がすべて同じという意味ではありません。1959年/1957年の原型と現在のコレクションが、同一キャリバー、同一サイズ、同一防水を連続して保持するとは説明できません。共通するのは過去への参照であり、現在の機械・寸法・素材は現行作ごとに異なります。

    名称ではなく、潜水・飛行・歴史意匠という目的から入口を決める

    現在のMaster Collectionでは、Master Collection、Chronograph、Moonphase、GMTが名称付きグループとして並びます。この並びは一つの時計へ共通する機能一覧ではなく、名称別グループへの枝分かれです。

    • スポーツの親系統から見るならConquest
    • 水上・水中性能の枝から見るならHydroConquest
    • 航空の親系統から見るならSpirit
    • 二時間帯の枝から見るならSpirit Zulu Time
    • 水中用デザインの歴史的再解釈ならLegend Diver
    • 1957年の象徴を参照する現行表現ならFlagship Heritage
    • クロノグラフ、ムーンフェイズ、GMTなどの複雑機構から見るならMaster Collectionの各グループ

    ロンジンの体系は、スポーツの親、水の枝、航空の親、二時間帯の枝、歴史的デザインの再解釈、複雑機構のグループという異なる階層でできています。価格帯や人気順ではなく、知りたい用途と、その名称が親なのか枝なのかを先に決めると、似た名称を混同せずに次の対象を絞れます。

    参照資料:ロンジン公式|博物館と歴史ロンジン公式|Spirit